大型二輪免許取得 -15日間で免許取得!-

バイク

大型自動二輪免許が欲しいけどどれくらいの期間がかかるの?

実際に取得した人の経験談を聞きたい!

仕事しながら取得できるの?

大型自動二輪免許を取得した私が、実体験をもとにお伝えします!

●大型自動二輪免許を取得するきっかけや、気になったこと

こちらの記事で、大型自動二輪免許を取得するきっかけや、取得にあたって気になったことをまとめていますので、よろしければご覧になってください。

大型二輪免許取得

●入校から免許取得まで

1日目 入校

入校の1週間ほど前に、教習所へ連絡して入校日を決めました。

当時はコロナ禍やバイク系Youtuberさんの活躍等でバイクブームが巻き起こっており、教習所がたいへん混み合っておりました。

いくつかの教習所に連絡しましたが、初回教習まで1ヶ月以上待ちのところも。

大型バイクへの熱が冷めないよう、すぐに教習が開始できる教習所に通うことにしました。

そしていざ入校日。

教習や設備に関する説明を聞き、視力検査を行い、費用を支払いました。

初回の教習の前に「適性検査」を 受ける必要があるらしく、まずは「適性検査」の予約を行い、帰宅しました。

2日目 適性検査

「適性検査」の日です。

特に何も準備しておらず、直前になって「点数低かったらどうしよう。。」と不安になりましたが、教官の方が、「運転の適性を見るものなので、試験ではありません。リラックスして受けてください。」とアドバイスをくれたため、気楽に受けることができました。

検査結果では、運転に関して気をつけた方が良いところをアドバイスしてくれるので、自分の運転を見つめ直すきっかけとなりました。

3日目 1段階)1コマ目、2コマ目

待ちに待った初回教習の日。

プロテクターやヘルメットを装着し、教習開始を待ちます。

開始時間になり、教官と準備体操を行った後、まずはバイクの引き起こしを行ました。

痩せ体型の私でも、教官のアドバイスの通りに行い、無事に引き起こすことができました。

意外と苦戦したのがセンタースタンド立てでした。センタースタンドに体重をかけてバイクを後方に持ち上げるイメージで行ったのですが、危うくバランスを崩しそうに。

なんとか倒さずに成功し、続いてはバイクの取り回しへ。

こちらは問題なくこなすことができました。

その後、待ちに待った乗車へ。

数年ぶりにバイクへ乗車しましたが、クラッチ、アクセルワークは体が覚えてくれていました。

外周を数周した所で、教官が「ついてきてー」と一言。

S字への進入、そしてクランクへ。

「えっ、いきなり?」と思いましたが、教官はそのままスラローム、一本橋に突入。

初回教習の序盤から、検定項目のオンパレードでしたので、私の力量を試しているのかな?とも思いましたが、ゆっくり走行し、なんとか転倒せずについていくことができました。

その後も教官に色々と教えていただいていると、あっという間に2コマが過ぎてしまいました。

2コマ連続で教習したおかげか、終わる頃には、すでに楽しい状態でした。(不安な気持ちはどこへやら。)

次の教習が待ち遠しかったです。

4日目 1段階)3コマ目

この日は仕事帰りだったため、遅い時間の教習でした。

「波状路」「スラローム」を重点的に行いました。

「波状路」は大型自動二輪になると新たに出てくる検定項目でしたので、教官が運転するバイクにタンデム乗車してコツを教えてもらいました。

「スラローム」もタンデム乗車をして、バイクを傾けるタイミング、クラッチ、アクセルのタイミングを体で教えてもらいました。

タンデム状態でコツを教えてもらうのは教習所ならではの経験ですので、とても勉強になりました。

5〜8日目 登校なし

教習所の休校日や仕事等の都合で、通うことができませんでした。

9日目 1段階)4コマ目、5コマ目

5日ぶりの教習になります。

1段階)4コマ目はAT(オートマ)教習のため、大型排気量のビックスクーターに乗車しました。

学生時代、友達のフュージョンに乗らせてもらったことがあるので、そこまで苦手意識はありませんでしたが、「スラローム」や「一本橋」など、バランス感覚を求められる項目は、いざやってみると思ったより難しく感じました。

教官の「AT車の転倒で、バイクに挟まれて足首を骨折した人がいるから気をつけてね。」という言葉にはかなりビビりました。。

続いての1段階)5コマ目は1段階の見極めでした。

MT車に乗り、暗記してきた検定のコース周回を行い、問題がなければ2段階へと進めます。

私は、「スラローム」の秒数が遅いこと、「一本橋」の秒数が早いことの2点、指摘がありましたが、2段階でしっかり練習すれば大丈夫と言っていただき、無事に1段階が終了しました。

10日目 2段階)1コマ目、2コマ目、3コマ目

2段階に入り、この日は3コマ受講しました。

連続教習は最大2コマまでという決まりがありましたので、午前中に2コマ教習し、間を開けて午後に1コマ教習を行いました。

この日は運転に慣れてきたこともあるのか、自主練習の時間が多かった気がします。(とてもありがたかったです。)

自信のない「スラローム」「一本橋」をひたすら特訓。

途中雨が降り、雨の日急制動も練習ができました。

11〜12日目 登校なし

教習所の休校日や仕事等の都合で、通うことができませんでした。

13日目 2段階)4コマ目、5コマ目

2段階)4コマ目は「回避」。

時速40kmで直進中、教官の挙げた旗を見て左右に避ける項目でした。

反射神経が良い人は、かなり早めの段階で回避ができるとのこと。

・・・私はというと、、、平均値より少し遅い反応でした。。

2段階)5コマ目は「シミュレーションを用いての一般道路走行」。

駐車中の車の影から子供が飛び出してきたり、サイドミラーの死角から車が飛び出してきたりと、身近に潜む危険をシミュレーションで学ぶ教習です。

3人でシミュレーターを順番に運転したのですが、最後だった私はなぜか高難易度のシミュレーションをやることに。。

かなり気をつけて運転したつもりでしたが、散々たる結果でした。。

常に気をつけて運転しようと気が引き締まりました。

14日目 2段階)6コマ目、7コマ目

2段階)6コマ目は、高度なバランス走行を行いました。

波状路のような立ちの姿勢で「一本橋」を渡ったり、「一本橋」よりも細くて高い縁石の上を渡ったりと、普段はやらないような運転を行いました。

低速で小さく回るために「リーンアウト」という方法も学びました。

なかなか教えてもらうことのできない高度な技術を学ぶことができたので、貴重な経験でした。

最後の教習、2段階)7コマ目は検定コースを走行しての見極めでした。

この段階で苦手意識のある項目は、「1本橋」!!

10秒を意識して速度を落としすぎると、バランスを崩して落ちてしまうことが何度かありました。

8〜9秒だったら問題なく通過できるのですが、10秒となると成功率は80%ほど。

そんな状態で見極めに挑戦です。

検定さながら、検定コースの周回を後ろから教官がチェックしてくれました。

やはり「一本橋」の秒数が足りなかったようで、検定コース周回後、何度か一本橋に挑戦させていただきました。

落下しないよう心がけ、なんとか10秒ほどで通過することができました。

結果は、見極め合格!

「一本橋の秒数が少し足りない場合もあるが、検定では落ちないことが大事」とアドバイスをいただきました。

多少の不安は残りましたが、ひとまずは安心しました。

すぐに受付へ行き、翌日の卒業検定を申し込みました。

15日目 卒業検定とその後

卒業検定当日です。

受検者は、私を含めて、普通自動二輪免許の検定が2人、大型自動二輪免許の検定が2人。

待合室で卒検担当の教官から注意事項等を聞き、いざ検定へ。

私の走行順は、、、なんとトップバッターでした。

トップバッターの緊張感はありましたが、乗車したら肩の力がふっと抜け、とてもリラックスした状態で走行ができました。

課題の「1本橋」は体感9秒ほどでの通過でしたが、その他は大きなミスはありませんでした。

結果は、、合格!!。

やはり「一本橋」の秒数不足で減点がありましたが、その他は問題なしとの講評をいただきました。

卒業証書をいただいたので、その足で運転免許センターへ。

混んでいて新免許発行までに2時間ほどかかりましたが、無事に免許の併記が完了し、大型二輪自動車免許を取得することができました!

●最後に

大型自動二輪免許を取得したことで、排気量の制限なくバイクに乗ることができるようになりました。

記事を書いている現在、大型バイクの購入はしていませんが、先日大型バイクをレンタルしてツーリングに行きました。

400cc以下のバイクとはパワーが異なるので、加速の楽しさや、高速走行時の安定感を感じることができ、免許取得にチャレンジしたことに大変満足しております。

夜間の教習を行なっている教習所もありますので、仕事をしながら通うことも可能だと思います。

大型自動二輪免許、大変おすすめです!!

免許の取得を検討されている方々にとって、少しでも参考になれば幸いです。

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